『試してみることに失敗はない』 まんがで変わる仕事は楽しいかね
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2016/04/21
- メディア: Kindle版
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『読書をすると頭がよくなる』という人がいます。
この考え方は間違ってないとは思います。しかし、自分にとっての読書は単なる娯楽で、本を読むのが楽しいから読んでいるだけです。
中学2年生から本の面白さにハマり、もう15年ほどたち、数えきれないほどの本を読んできました。
しかし、最近仕事柄、初対面の人の前でプレゼンをする機会が増えてきました。その際、自分のアウトプット能力に課題を感じ、アウトプットの練習をと思い、ブログを書き始めてみます。
『好きな』読書を使い、『苦手な』アウトプットの力が伸びればと考えています。
最初に選んだ本は
『まんがで変わる 仕事は楽しいかね』 原作 ティル・ドーテン 編『仕事は楽しいかね?』研究所 きこ書房
まんがで要点を説明され、詳しい説明は文章で補足されており、スラスラ読めます。
この本のキーワードは
『試してみることに失敗はない』
この言葉が全てです。
絶えず変化を恐れない、変化に対応していくことが大切である。そう感じました。
印象に残ったフレーズは
『昔の夢に固執しなかったからこそ、偉大な功績を残してきた人たちのほうがずっと多い』
筆者は絶えず変化していくこと、思いつきを試してみることの大切さを繰り返し述べています。
『適切な時とか、完璧な機会なんてものはない。これは、この場で、ただちに、始めるということだ。』
私は計画を立てて、計画通りに物事を進めることが苦手です。
しかし、思いついたことを試し、修正しながら、進んでいくということは割に得意です。
未来を考え、目標を立てて実行していくことも必要ですが、未来は不確かなものであり、その未来は周りの人、環境に左右されます。
それであれば、変化に強く対応していく力がより必要ではないでしょうか?
失敗ではなく、試した。
そう考えると新しいことをすることへのハードルが下がるはずです。