『試してみることに失敗はない』 まんがで変わる仕事は楽しいかね

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)

まんがで変わる! 仕事は楽しいかね? (きこ書房)

『読書をすると頭がよくなる』という人がいます。


この考え方は間違ってないとは思います。しかし、自分にとっての読書は単なる娯楽で、本を読むのが楽しいから読んでいるだけです。


中学2年生から本の面白さにハマり、もう15年ほどたち、数えきれないほどの本を読んできました。


しかし、最近仕事柄、初対面の人の前でプレゼンをする機会が増えてきました。その際、自分のアウトプット能力に課題を感じ、アウトプットの練習をと思い、ブログを書き始めてみます。


『好きな』読書を使い、『苦手な』アウトプットの力が伸びればと考えています。


最初に選んだ本は

『まんがで変わる 仕事は楽しいかね』 原作 ティル・ドーテン  編『仕事は楽しいかね?』研究所  きこ書房



まんがで要点を説明され、詳しい説明は文章で補足されており、スラスラ読めます。




この本のキーワードは

『試してみることに失敗はない』

この言葉が全てです。


絶えず変化を恐れない、変化に対応していくことが大切である。そう感じました。


印象に残ったフレーズは

『昔の夢に固執しなかったからこそ、偉大な功績を残してきた人たちのほうがずっと多い』



筆者は絶えず変化していくこと、思いつきを試してみることの大切さを繰り返し述べています。



『適切な時とか、完璧な機会なんてものはない。これは、この場で、ただちに、始めるということだ。』



私は計画を立てて、計画通りに物事を進めることが苦手です。



しかし、思いついたことを試し、修正しながら、進んでいくということは割に得意です。



未来を考え、目標を立てて実行していくことも必要ですが、未来は不確かなものであり、その未来は周りの人、環境に左右されます。



それであれば、変化に強く対応していく力がより必要ではないでしょうか?



失敗ではなく、試した。

そう考えると新しいことをすることへのハードルが下がるはずです。